ただ、今回の件で動ポモ2もライトノベルもなにもかもうざくなってきたなあ。
なんて発言をしてました…。そんなこと言わないで下さいよ。あなたの批評を読んでまじめに考えている若者もいますよ。
ただ、僕もライトノベル周辺事情にはなんかウンザリです。そんなにいくつもいくつも新人賞を作って。そんなに新人をやたらと発掘して。一体、そのなかでいくつの新人賞が、何人の新人作家が、十年後に残っているでしょうか。そりゃあ、作家にはなりたいです。デビューしたいです。ですけどね！ 若いうちにデビューして、就職活動もせずに小説を書いて、挙句、消える。そんな状態にはなりたくないんです。未熟なうちにデビューさせられたって、その時は喜んでも、振り返ってみたら、最悪だったなんてコト、きっとあるはずです。
今のラノベブームなんて、きっと一時的なものです。もし将来、「ライトノベル冬の時代」が訪れたときに、今、ブームに乗じて参入してきた会社たちは、きっと撤退するでしょう。「SF冬の時代」を耐え抜いた早川書房や、今も昔も変わらない朝日ソノラマみたいなことはきっとできません。その時、会社は良いでしょう。だってラノベだけで喰ってるわけじゃありませんから。けれど、その時作家やイラストレーターはどうしたら良いんでしょうか……。
そんなことを考えていたら気分が悪くなってきました。あぁ……
