応募して入手。メインで欲しかったのは一緒にもらえるブックカバーだったのですが、それがとてつもなくシンプルな一品で驚きました。
で、この著作リストなわけですが。ざっと、はじめからめくって見ました。
講談社ノベルスが刊行され始めたのは僕が産まれる5年も前なのですが、赤川次郎と栗本薫っていう読んだ事のアル作家が創刊ラインナップにいて驚きました。あと80年代の作品タイトルの香ばしさは最高です。『死の轆轤（ろくろ）』とか『秀吉埋蔵金殺人事件』とか『鍾乳洞美女殺人事件』とか。
昔は、伝奇や異世界ファンタジー、官能小説もあつかっているのに、その数がだんだん減ってミステリー一色になっていくのが興味深いです。あと、『クブキリサイクル』が表紙にアニメ・マンガ調のイラストを起用した急先鋒だと思っていたのですが、その前から、結構使われているんですね。
中高生の頃、図書館で乱読していた僕にとっては、借りて読んだきり作者名もタイトルもわからなくなってしまった作品が幾つか見つかったのも面白かったです。『バビロンの迷宮』とか『D.O.A 地雷震』とか、『ザ・セブンス・ゲスト』とか。
