TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

2016年を振り返る

今年読んだ本・漫画は合計149冊でした。内訳は活字本34冊(うち3冊が電子)、漫画が115冊(うち62冊が電子)です。
ホントは、借りて読んだ漫画とか、期間限定無料で読んでいまいち記憶に残っていない漫画がもう少しあるんですが、雑多なので除外。
去年より全体冊数ダウン、活字本の冊数アップ、漫画ダウン、電子率アップ、といったところ。
2015年正月ぐらいに買ったタブレット電子書籍を読んでいたのですが、容量がカツカツになってきて、今年の7月にKindle Fireを購入しました。決め手は、プライム会員になると端末の割引があることと、SDカードに書籍のデータを保存できて、容量を気にしなくて良くなるというところ。
で、購入した結果、漫画の電子書籍率が大幅に上昇しました。

2016年のイチ押し

今年はあまり、あたらしいシリーズや作者には手を出せなかった気がするのが少し残念。
昔、『名探偵Z』で芦辺拓が紹介していたときからずっと読みたかった、フランスの作家・カミの『ルーフォック・オルメスの冒険』は万人におすすめできるとは言えないが、印象には残っている。探偵者をパロディしたギャグ(?)で、まぁ、呆れるぐらいの酷さである。
小泉喜美子『血の季節』は宝島社が復刊したものを購入。1982年発表とは思えないほど今風なホラー・ミステリで、青山墓地での幼女惨殺事件を追う警察の話と、戦前の公使館での少年と金髪碧眼の兄妹との交流の話が交互に描かれる。ヒロインである公使の娘の描写は、最近書かれたライトノベルなんじゃというくらいあざとい。
伊藤伸平『はるかリフレイン』も復刊されたもの。恋人の死を避けるために何度も時を繰り返す少女の話。ゲーム『Life is Strange』、アニメ『僕だけがいない街』、『orange』、(すこし違うけど)映画『君の名は。』と、時を繰り返して(巻き戻して)大切な人を救おうとする作品を今年はやたらと摂取した気がする。まぁ、物語のギミックとしてはありふれたものだけれど、その分どう料理するかがとても大事になっていると思う。時を巻き戻せる力は決して万能なものではない、という『はるかリフレイン』と『Life is Strange』はその料理の仕方に似たものがあった。
橋本花取『アルボスアニマ』は19世紀の植物採集家の話。ウェブで公開されていた『虫籠のカガステル』の作者の作品。すこしファンタジーな要素を含みつつ、生き生きとしたキャラの活躍を描く。
あとは、前々から気になっていた『二十面相の娘』シリーズを一気買い。いい買い物でした。

ゲーム

デジモンストーリーサイバースルゥース:クリア。面白かった。最後の方のバトルが力押しでどうにかなる感じだったのは少し残念。エンディングの展開は熱かった。
・東京新世録 オペレーションアビス:途中。もう少しでクリアのはず。ちょっとダレ気味。
・いけにえと雪のセツナ:クリア。雰囲気やキャラ、システムも悪くはなかったけれどバトル中の処理落ちとフリーズがあったのは不満。
・Life is Strange:クリア。時間を巻き戻せる能力を得た少女が主人公のアドベンチャー。面白かった。苦味のあるジュヴナイルという感じ。
・真 流行り神2:クリア。真1に比べたら100倍面白かったが、最終章は不満。ホラーじゃなくて伝奇バトルじゃねーか……。
・ペルソナ5:プレイ中。多分もうすぐクリア。相変わらずスタイリッシュ。そして超面白い。
ポケットモンスター ソウルシルバー:クリア。ポケモンGOからの影響でうっかり。
カルドセプト リボルト:途中。クリア前にペルソナをはじめてしまったので、放置中。ネット対戦楽しい。

アニメと映画

無彩限のファントム・ワールド:もはやあまり記憶にない。
僕だけがいない街:めちゃくちゃ面白かった。EDがさユりさんで、これも良かった。
・だがしかし:だらっと見れた。
ディメンションW:SF。面白かった。
ルパン三世:後半は結構超展開だったのでは。
おそ松さん:面白いは面白いが疲れる感じ。

迷家‐マヨヒガ‐:どんどんダメになっていった感じ。
ハイスクール・フリート:意外と面白かった。あとOP、EDは凄く良かった。
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(12月まで):ニコ動でしか見れないので、何話か見れなかったけれど、とても良いアニメ化でした。5部はよ。
宇宙パトロールルル子:面白かった。勢いが凄い。
くまみこ:アニオリ要素以外は良いアニメ化だったのでは。
僕のヒーローアカデミア:特別良くも悪くもなく。
ジョーカー・ゲーム:登場人物が覚えられなかった……。
甲鉄城のカバネリAmazonプライムで視聴。最後失速したなぁ。最初は面白かったのだけれど。

アルスラーン戦記 風塵乱舞:続きはよ。
orange:ダメダメでした。作画も力尽きてたし。
魔法少女?なりあ☆がーるず:てさ部監督の新作。てさ部ほどじゃないけど笑わしてもらいました。
この美術部には問題がある!:安定した面白さでした。
はんだくん:こちらも安定。
91Days:アニメオリジナル。マフィアへ復讐する話。結構面白かった。

WWW.WORKING!!:ウェブ版の方がキャラが濃ゆい。
信長の忍び:以外に残酷。面白い。
バーナード嬢曰く。:キャラデザは原作のままでも良かったんじゃ、とは思うものの、これはこれで良し。
ハイキュー!!:アニメで声と動きが加わるとより一層熱い。
3月のライオン:シャフトの本気。原作再現率が凄い。
Occultic;Nine:これ、どう着地するんだ・・・?
舟を編む:面白かった。
にゃんぼー:謎のアニメ。声優豪華だし、面白い。

映画

シン・ゴジラツイッターで皆が薦めていたので見に行った。ゴジラファンというわけではなかったけれど、すごく楽しめた。
君の名は。:公開初日レイトショーで見たことが最早自慢できるのでは無いだろうか。集大成という感じだった。秒速を見ていた人はあのラストで呪いが解けていくのを感じたのでは。

その他

クビキリサイクルOVA):過去の自分に買うことを強いられている。
・あすかりんのこぜにかせぎ(ニコ動):月額課金中。まぁ、ほぼてさ部なので。