TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

頑張って今年を振り返る日記2014

頑張って今年を振り返る日記2014

1年に1回しか書かないのが定番になりつつありますが、
逆に言えば最後の砦的な感がありますとかそんな感じで。

今年こんなん見たり読んだりしましたよ、と。

【本】

今年読んだ本は、これだけは未だにつけてる読書記録によると、漫画106冊、小説(等)20冊の合計126冊でした。購入が118冊なので、若干ながら積ん読を崩した計算です。やったー……

今年読んだ小説がえらい少ないのは、昨年末にスマホに変えたせいです。
通勤電車で文庫本じゃなく、スマホを見てるので、そりゃあ減るわな、と。

来年は少しこの状況を何とかしたい。
いっとき、定時で帰れる日は駅前のドトールで読書してから帰る、というのを
やってたんですが、これを復活させるべきか。

【漫画】

今年、既刊を合わせてまとめ買いしたのシリーズが3つあって、
僕らはみんな河合荘』『KEY MAN』『怪盗ルパン伝 アバンチュリエ』です。

この3つはそのまま、今年読んだ中でのオススメ漫画です。

アニメもやってた『僕らはみんな河合荘』はいわゆる「下宿モノ」のラブコメなんですが、絵、ひいては表情が凄くいいのと、ラブコメらしからぬ下ネタだのゲスいノリだのがぶっ込まれてるのが特徴。この下ネタが、作者が女性だからか、不快にならないラインをキープしてるのが良いです。

『KEY MAN』はアメコミっぽい作画のアクション。あらすじは物凄く説明し辛いので、興味がある方はググって欲しいが、人間と獣人が共生する街で、治安を守っていたヒーロー「キーマン」が殺され、その事件の謎を主人公の刑事(恐竜の獣人のおっさん)が追ううちに実はキーマンは複数いることがわかったり、事件の謎を知っているという自称100歳超えの少女と出会ったり、事件の裏に陰謀が・・・という感じである。絵柄がやたら濃く、それだけでもインパクトがある。

『怪盗ルパン伝 アバンチュリエ』はその名の通り、ルブランの『怪盗ルパン』を原作に沿って漫画化したもの。ストーリーの骨子は原作のままとのことですが、根っからのルパンファンだという作者の絵の力で魅力大幅アップしている感じがします。アマゾンのレビューで、どうやらルパンマニアらしき方々がこぞって☆5をつけているのがその証拠でしょう。
スマホに入れているKindleアプリで、期間限定1巻無料だったのを読み、それから直ぐまとめ買いしました。

その他だと、いい意味で単発ウェブ漫画みたいな一発ネタ重視の軽いノリな『週刊少年ガール』(女の子のお腹に漫画が浮き出てそれを読む話、とかなんで、説明できないから試し読みどぞ→http://www.shonenmagazine.com/magasp/shukanshounengirl)、単巻の『春風のスネグラチカ』はロシア革命直後を舞台にした寡黙な青年と車椅子の少女の物語で、作者は『無限の住人』『ブラッドハーレーの馬車』の沙村広明。一気に読んで、「ああ、物語を楽しんだ」と思わせてくれる構成および密度が最高でした。

あとは、ジャンプ本誌から移籍してしましましたが、それでも『SOUL CATCHER(S) 』が相変わらず面白かったり、相変わらずハイテンション継続中の『バイオーグ・トリニティ』だったり、『ARMS』の文庫版をうっかり買い始めてしまったりとか。

【小説・エッセイなど】

今年はびっくりするほど読んだ冊数が少ないですが、前述の通り、だいたいスマホの所為。どうも精神的にすぐれなかったのは読んだ小説が少ないからかもしれない。

出版は今年じゃないですが舞城王太郎ジョジョ小説『ジョージ・ジョースター』は文庫本4冊ぐらいの分量の大作で、しかもメチャクチャ面白かった。が、読む人を選びまくるので安易に薦められないのが難点。傑作というか、怪作。むしろ奇書。

まとめ読みしたのは梶尾真治の『おもいでエマノン』シリーズ。鶴田謙二のコミック版を読んでいたのですが、原作も新装版が連続刊行されたので、読みました。原作は、長年にわたって書き続けられているせいか、作風のはばが広く、当たり外れがあるのに対して、漫画版はエッセンスが抽出されている印象。とは言え、シリーズ1作目の中編「おもいでエマノン」は凄く良かったです。

あとは、詠坂雄二の『リロ・グラ・シスタ』と『遠海事件』も面白かったですが、これも読む人を選びそうな作風と文体でした。

万人に受けそうなのは、新潮文庫の新レーベル新潮文庫nexから出た『とらドラ!』の竹宮ゆゆこの『知らない映画のサントラを聴く』。大学を卒業して無職の女の子が主人公で、まぁこれが刺さる刺さる。

他にはホームズの新訳が出始めて、とりあえず1巻の『緋色の習作』を読みましたが、読みやすい訳で良かったです。

【ゲーム】

コンシューマ

今年はVita買いました。PS4はまだ良いかなぁ。

年始めは去年末に引き続き、PS3「ドラッグ・オン・ドラグーン3」をやってました。評価としては、2よりは大分面白かったけど、1がやっぱり至高じゃねーかという懐古厨的な感じ。とにかく、ドラゴンで敵を蹴散らす爽快感をもっと盛ってくれ。あと、DLCで本編の保管しすぎで、ちょっと萎えた。

新作が出るのに合わせて途中で放置してたPSP流行り神3」をプレイ。
無理やり、家族モノのテーマに各話を統一した感じで少々微妙なところもあったけれど、シリーズ通してやってきたので、ラストの展開は素直に熱かったです。

で、その新作PSVita「真流行り神」。まぁ、ダメですね、これ。アドベンチャーゲームの展開で、俺がどうしても許せないことがあって、それは「主人公の選択肢で過去(に関する設定)が変わる」ことなんですけど、見事に当てはまるという・・・。主人公=プレイヤーが選びとった行動で、未来が変わっていくからこそゲーム足りえるのであって、特殊な設定でも無い限り、過去が変わってしまうのは、主人公の行動の結果じゃないわけで、そうなると、「読まされてる」だけになってしまって、それなら小説読むわ!っつーの。

誘われてノリで始めたPS3グランド・セフト・オート5」はオンラインしかプレイしてないですが、皆でギャーギャー言いながら結構遊んだんで十分元は取れてる。ストーリーをやる機会はあるだろうか・・・。

去年ダンジョンRPGがやりたくて買った「とともの3」がとにかくダメで、そのせいでダンジョンRPG熱がくすぶってたんですが、それはPSPエルミナージュ2」で解決。この、調子乗って地下2階に行ったら即死するみたいな難易度を求めてたんだよなぁ。これは、今もちまちまとプレイ中。

もうすぐクリアできそうなのは流行り神のあとに始めたPSVita「ペルソナ4」。P3Pもそうだったんですが、作中の秋ぐらいで若干飽きてしまう・・・とは言え、面白いことには違いなく、現在12月まで薦めたので、終盤に差し掛かっているハズ。

スマホ

スマホゲーにも手を出してしまい、これがホントに時間泥棒。
色々やっては見ましたが、コンスタントに続いて居るのはド定番ですが、
パズドラ」と「チェインクロニクル」。チェインクロニクルはメインイラストレーターがtoi8さんなせいか、全体的に絵が好みの方向性。

次々と新要素を出して、ユーザーをつなぎとめる手法すげーな、と感心しつつ、
まんまと策にはまりつつ・・・。

【アニメとか映像系】

冬アニメ

のうりん」「世界征服〜謀略のズヴィズダー〜」「キルラキル」「ゴールデンタイム」「てさぐれ!部活もの あんこーる」「未確認で進行形」「GO!GO!575」

バカバカしくて頭空っぽにして見れる「のうりん」が面白かったし、2013年秋から引き続きでテンション激高の「キルラキル」が最高でした。

あとは、スマホに変えたおかげで、今までよりニコ動をコンスタントに見るようになり、「てさぐれ!部活もの あんこーる」「未確認で進行形」「GO!GO!575」の3つはそこで見ました。
特に「てさぐれ!部活もの」には大ハマリし、冬にやってたのは2期だったのですが、1期をニコ動で課金して視聴、さらには気づいたらDVDがうちに…。
このアニメは、「新しい部活を考える」という大喜利を声優にアドリブでやらせ、それにCGがつく、というものなのですが、まぁ、この大喜利がどストライクに面白く、のめり込んでしまいました。番組のラジオも聞き出し、流れで、「てさぐれ」のメイン声優の西さんとキルラキルのマコ役の洲崎さんの『洲崎西』に辿り着き久々に声優ラジオを聞いてます。

春アニメ

僕らはみんな河合荘」「selector infected WIXOSS」「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」「シドニアの騎士」(途中で追うのを諦めた・・・「金田一少年の事件簿R」「ハイキュー!!」「極黒のブリュンヒルデ」)

ちょっと本数を追うのが辛くなり、途中で絞りました。「WIXOSS」がダークホースで、まどマギっぽい雰囲気で、意識しているのはあからさまだったのですが、1期のラストで、まどマギでいうと「まどかが神になるのに失敗する」という引きに持ってきていて最高でした。

夏アニメ

月刊少女野崎くん」「残響のテロル

あれ、夏ってこれしか見てないのか・・・。他にも1話だけみて切ったのはいくつかあるのですが。「月刊少女野崎くん」は4コマ原作のギャグ&ラブコメ
残響のテロル」は面白くなりそうな雰囲気だけが終始漂っていたが、それだけだったなぁ・・・。

秋アニメ

甘城ブリリアントパーク」「繰繰れ!コックリさん」「selector spread WIXOSS」「七つの大罪」「Hi☆sCoool! セハガール

甘城ブリリアントパーク」「七つの大罪」の2つは色んな意味で安心して見れる作品。「WIXOSS」の2期はまだ録画が視聴途中ですが1期に引き続き面白いです。

映画

ALL YOU NEED IS KILL」と「超高速!参勤交代」を見ました。「ALL YOU NEED〜」は原作読者でしたが、満足出来ました。何より、映画としてしっかりと構成されているのが良かったです。

折角NHKに金払ってんだからシリーズ

司会・栗山千明、テーマ曲・志方あきこ、語り・中田譲治というオタよりの布陣でオカルトを科学的に解明していこうという「幻解!超常ファイル」、少ないヒントで海外の料理人に日本料理を作らせようと無茶ぶりする「妄想ニホン料理」が面白かったです。

―――――と、そんな感じで2014年。

今年は4400字でございました。去年より2000字ぐらい少ないので短めですね。

今年はこんな感じでした。多分来年もこんな感じです。

ではでは、良いお年を。