TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

撮影されてきました。

なんの話しかと言いますと、「学部のパンフレットに載せる写真の被写体になれ」と頼まれ……もとい、命令されて、行ってきたわけです。うちの学部は男性陣が少ないのと、所属ゼミの先生が学部最若なのが主な原因。
最初は小部屋で、合成しやすいようになのか、白い幕の前で撮影。
僕のひとり前に撮影されていたのが、「趣味はダーツとギターでぇ、あ、学祭の実行委員もやってたんすよw」という、言ってしまえば軽薄リア充オトコで、「なんか適当にポースとってよ」というカメラマンの要請に、ノリノリで答える答える。ダーツを取り出して投げる真似をしてみたりだとか、挙句「ういっしゅ!」とかやりだす始末で、え、僕はこいつのあとの空気の中で撮影されるんですか、と軽く鬱る。
それでもともかく、言われるままにポーズとったり、「文芸サークルで部長やってたんすよー」という話の流れから文庫本を持って撮影されたりしました。
スタイルが良いだとか韓流スターっぽいだの言われましたが、お世辞はいいから放っておいて下さいマジで、という気分。
で、一通り撮影し終わったあとで、「じゃ、外行こうか。暗くなる前に撮っとかないとまずいし」と言われる。
えっと……さっきのダーツ君は室内の撮影だけで帰った気がするんですが。
……推測ですが、撮影される側の予定の都合で、今までカツカツだったスケジュールが、僕の後ろだけ随分余裕があったようです。と、そんなわけで、スーツの若い兄ちゃん(大学職員?)+おばさん1(大学職員?)+カメラマン+おばさん2(アシスタント)+僕、という組み合わせの不思議集団は屋外へ。
で、校舎の玄関付近で撮影。なぜか、屋内のときよりも色んな指示を出されまくる。ポーズの指示に始まり、曰く、「あごを数センチずらせ」だの「あと半歩下がれ」だの、「胸をはれ」(ええどうせ猫背ですよ!)だの「笑え」(ごめんなさい笑ってるんです。目つきが悪いんです。ええ緊張しているわけじゃないです。だからその緊張紛らわすトークはいらないって! はやくしないと授業終わるじゃん人が通るじゃん!)エトセトラ。
色々思うところありつつ、表には出さず、かくして撮影は終了しました。つ、疲れた……。なんでこれバイト代でないんだ……オレの肖像権はどこへいった……
写真は来年の学部のパンフレットに載るみたいですけれど、夏にはオープンキャンパスのバイトで高校生の前でスピーチしてたりするわけで、なにが楽しくてオレは来年の新入生に顔を売りまくっているんでしょうか……?
来年4月あたりは、学内で、「あれ、あの人どっかで見たことある気がするんだけど、どこだっけ……?」的な微妙な視線を浴びまくるのだろうか。