- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: 文庫
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音楽は死んでいた。
海難事故で無人島に漂着した少年と少女は、やがて、救助され、小笠原諸島での生活を経て、ヒートアイランドと化した異常な東京へ……。
著者の作品を読むのは初めて。
未だ上巻しか読んでいないので断言はできないけれど、物語的には面白いのだと思う。ただ、少々特徴的な文体をしていて、それがもう、決定的にぼくには合わない。こればっかりは相性の問題だと思う。舞城文体がダメな人がいたり、冲方文体が読めねぇよこんなん!ってひとがいたりするのと同じ。