鮮血のヴァンパイヤー

鮮血のヴァンパイヤー<九鬼鴻三郎の冒険1> (講談社文庫)

悪魔との契約みたいな気もするが、それはそれで面白いかもしれない。

ヴァンパイヤー戦争の外伝、第一巻。
……とはいうものの、ヴァンパイヤー戦争をヴァンパイヤー戦争たらしめていた吸血鬼の少女・キキが登場しない、九鬼の過去話なので、ヴァンパイヤーがどうのとかいう伝奇要素はほぼ皆無。アクション・ヴァイオレンス小説、と言うべきものです。まぁ、そういう話だと思って読めば、面白いものでした。