サイキック戦争Ⅱ

新版 サイキック戦争II 虐殺の森 (講談社文庫)

「……ぼくは蛆虫だ」

サイキック戦争、完結編。
主人公・カケルがとにかくヘタレ。けれど、ヘタレであることが重要、というか読者にとって、感情移入できる存在足り得るというか…。
全体的に駆け足な感がありますけど、これはヴァンパイアー戦争と比べてるからでしょう。
時代背景になってる、カンボジアの内戦とかヴェトナムの戦争とかがイマイチわからんのは、僕がその時代を過ごしていないからですかね。一応、説明はあるんですけど、知識ゼロの状態から理解するには足りてない感じ。……勉強しろってことか？