機巧館のかぞえ唄

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社文庫)

「……今、この世界が現実かどうかなんて、どんな意味があるんです？」

夢水清志郎事件ノート、６冊目。
機巧館を舞台に起きる、夢とも現ともつかない事件の真相とは……？

子供の頃読んだときに、僕はいったい、これを理解出来ていたのだろうかと疑問に思いました。読んでるハズなんだがなぁ……。
ところで、黒い革手袋の推理作家とか、マリオネット使いとか、中村なんとかに館の設計を頼んでことわられるとか、今になるとわかるミステリ小ネタがなんとも楽しいです。