- 作者: きづきあきら
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 35回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
信じられる友達がいて
守りたい家族がいて
出来事的には不幸な事があっても
自分は幸せでいられると
きづきあきらの初期短編集。*1
表題作は両親がいない兄妹の妹(小学生)と兄の親友(大学生)の恋愛に家族の有り方を絡めた非常にヘビーな作品。ひとりひとりが少しずつ間違えて、それで最悪な状況が訪れるという読んでて胸が詰まるような話です。
これが一番長くて、他は短い話。ハッピーエンドなのもありますよ?
「ぼくの幸せな生活」と「午前10時30分のウサギ様」が好き。特に「ぼくの幸せな生活」。あそこで方言は反則だ。萌えるじゃないか。
*1:の、復刻版。名義はきづきのみだけど、サトウナンキも他と同じく関わっている