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不思議の国のアリス

不思議の国のアリス (新潮文庫)

不思議の国のアリス (新潮文庫)

〈ワタシヲオノミ〉

わりと読みやすかった、という印象。作品そのもの素直に楽しむというよりか、英語で書かれた言葉遊びを見事に日本語で読んで通じる(し、笑える)ものへ変換できている訳者の方に脱帽している。
後々ここを起点に派生していった無数の「アリス」は少女性というものが強調されている気がするのだけれど、大元の本作のアリスには少女性を感じることはあまりなかった。少女というより、やんちゃな子供といった感じ。