亡霊は夜歩く

亡霊は夜歩く<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)

「じゃあ、さっきのお客さんがわたした五十円玉と、交換しておけよ。その五十円玉は、記念に持ってるといい」

僕が文化祭（学園祭）ネタの小説好きなのは知る人ぞ知る紛れもない事実なわけですが、もしかしたら、原点はこれなのかも。
この巻で初登場するレーチが主人公・亜衣に淡い恋心を抱いていて、学園祭を通じて格好良いとこを見せようと奮闘するんですが、これがかなりのお気に入り。五十円玉のネックレスのエピソードとか好きすぎる。