TrashyHeaven’sDiary

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刀語 第三話

刀語 第三話 千刀・ツルギ

刀語 第三話 千刀・ツルギ

「あの程度の約束、安請け合いできなくてどうする」

西尾維新は、もういくらでも安定して話をつくりだせるんじゃあなかろうかと思う今日この頃。
今月はちょっとシリアスめ。

冒頭のモノローグは、「刀語」全体の語り部のものだと思うのだけれど、どうだろう。要するに、この「刀語」は、現在知られている歴史は偽書に基づくものに過ぎず、真実の歴史は尾張幕府だのなんだのが存在する方だという結論に達するのではと思うのだがいかに。*1だとしたら壮大な伏線である。
ま、戯言だけどね。

*1:とがめが復讐をはたした暁に尾張が支配した歴史そのものを改変した、とか。