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黄昏の岸 暁の天 

黄昏の岸 暁の天 十二国記 (講談社文庫)

黄昏の岸 暁の天 十二国記 (講談社文庫)

「そもそも自らの手で支えることのできるものを我と呼ぶのではないんでしょうか。ここで戴を支えることができなければ、そのために具体的に何一つできず、しないのであれば、僕たちは永遠に戴を我が国と呼ぶ資格を失います」

面白かった。ひっじょーに面白かった。
 十二国記の現在に於ける最新長編。各国の王が協力したり、“天”に対する疑問が出たりして、掴みはバッチリ、細工は流々…ってな感じ。しかし、しかし、小野主上。続きは……?