- 作者: 小野不由美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/10/12
- メディア: 文庫
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「授業は週六日、必須クラブがあって塾に行って、さらにピアノを習ったりお稽古ごと。定期テストは最低でも一学期に二回、その他にも模試があって偏差値で将来が決められる。赤点が幾つかで留年、入試に合格できなきゃ浪人。スカート丈は膝まで、リボンは紺か黒。ストッキングは肌色か黒。――――そういう子供の幸せがなんだか分かるか?」
陽子がどんどん格好良くなっていく……! 楽俊は相変わらずいい人だし。
なんか展開が鬱々してますが、このシリーズの場合、後半に物凄いカタルシスがあるので、下巻に超期待。