- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: 文庫
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「毎回怖いって思うたびに、そう言えばいいじゃないですか」
「そうかな」
「そうですよ」
純文学っていうものが良くわかりません。どこからどこまでが純文学で、どこからどこまでが純文学じゃないんでしょうか。恋愛小説は純文学? エンタテインメント? ほんとに良くわかりません。
この作品で島本理生は野間文芸新人賞ってのを取ってるんですが、これは純文??
内容としては、高校卒業後、財政面の問題から進学できずにアルバイトをして過ごす主人公の恋愛がメインです。
ってのは僕的にはどぉでもよくって!!
主人公の恋人の姉貴、最高w
「遠慮しなくていいよ。私がドア越しにあんたが大人になるのを見守ってあげるから安心しな」
「(前略)現代人の価値観は捨てて一緒に原始にかえろう」
このキャラ一人だけで僕にとってはしっかりエンタメでしたw