- 作者: 辻村深月
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「信じられないけど、覚えてない。本当に」
いつもどおり登校した学校で閉じ込められた8人。雪に囲まれ、校舎の扉は開かず、途方にくれる中、2ヶ月前の学園祭で自殺したクラスメイトの名前を思い出せないことに気づき―――。
登場人物の数は半分ぐらいで良かったんじゃないか、というのが率直な感想で、つまりは、ちょっと長くてダレる。登場人物ひとりひとりにスポットを当てていく書き方はとても丁寧なのですが、それ故に助長でもあるわけで。
あと、みんなが善人みたいな書き方にはちょっと不満だったり。それは、求めてるものが違うからかなぁという気もするのですが。