- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/06/19
- メディア: コミック
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「ただ、アンタみたいに そーやって 他人は強いとか自分は弱いとかボヤいてればいいんだったら
毎日さぞかし幸せだろうと思ってさ」
表題作「おひっこし」は不器用な大学生たちの青春恋愛モノ……なのだが、なぜかイタリア人青年の日本人への復讐の話(?)とかが絡む謎展開。でも、青春モノとしてすごく面白かったりするから困る。
「少女漫画家無宿 涙のランチョン日記」は「おひっこし」よりもさらにぶっ飛んでいて、女性漫画家の話と見せかけてカフェ店員やらヤクザの代打ちやらに二転三転した挙句、また漫画家に戻るという、読んでみないと意味がわからない作品。
最後の「みどろヶ池に修羅を見た」はエッセイ漫画……で良いのだろうか。