オイレンシュピーゲル

オイレンシュピーゲル (角川コミックス・エース 237-1)

「なーんか世界とか救いてぇ――……」

出来が悪いわけじゃないんだけれど、あの小説の圧倒的な面白さを表現するには至らないと言うか、なんとなく想像の範囲内ではあったけれど、ビジュアル表現には向かないというか。いや、漫画でも面白くできそうな設定なんだけれど、というか漫画単体で読んだのなら多分面白いという感想を持てたと思うのだけれど、小説にあった熱量が絶対的に足らなくて、物足らない。