TrashyHeaven’sDiary

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“文学少女”と恋する挿話集 1

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

「じゃあ、部室で心葉くんが来るのを待っているから、ちゃんと来てね。先輩に心配をかけないでね」

心葉と遠子が出会ったばかりの頃の本編以前のエピソードや、麻紀や流人にスポットを当てたもの、美羽と芥川の本編後の話などを収録した、“文学少女”の短編集。
今回は、ミステリー分はなし。“文学少女”を読み始めたキッカケは、ミステリで学園モノで部活モノでメインヒロインが先輩でさらには文学な話で……といったあたりだった気がするのですが、もうそんなものはどうでもよく、物語の全て、登場人物の全てを好きになってしまったので、ミステリー要素がなくっても気になりませんでした。
どのエピソードも良かったので、取り立ててコレが!みたいな話はしませんけれども、やっぱり大学生になった遠子先輩のSSが素敵でした。