TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

ニュース雑感

教育関連のニュース記事をみてちょっと思ったこと。
大学生が2次方程式すら解けないのが問題だーみたいなことが書いてあった。
そりゃさ、使わないモンは忘れるに決まってるじゃないか。日常生活で使う機会はないし、理系ならともかく、文系学生は授業や研究でさえ使いませんって。
思うに、小学校〜高校までの勉強って言うのには2つ意味があって、1つは「世の中にはこういうことがありますよ」っていう選択肢を提示するっていうことで、もう一つは「その気になりゃあこんだけ覚えられる&応用できるよ」ってのを示すってことなんじゃないかと。
で、大学や企業に入るときに試されるのが後者で、自分がどーゆーふうに生きてくか(大学での勉強分野とか、職種とか)ってのを決めるのに役立つのが前者なんじゃないかなぁと思うわけです。
で、単なる能力をはかる定規であり、提示された選択肢のうちの1つだったもの――例えば、2次方程式とか、歴史用語とか――を覚えていないことを後々になって責めても仕方ないんじゃねーの、と。(まぁ、記憶の持続力を測ってるんだと言われりゃそれまですが)
それにしたって、日常生活で使う四則演算とか漢字とか慣用句とか、あるいは政治や経済の仕組みの基礎程度は覚えてなきゃー不味いとは思いますけれども。