TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

ブラックランド・ファンタジア

「ここから先は、このネムに指させてもいいでしょうか」

19世紀ロンドン。
『完全で唯一なもの』として育てられた少女・ネム。彼女が姉であると知った、賭けチェスで貴族の代打ちをする孤児上がりの少年・スィンは特異な身体を持った彼女を引き取り、ともに暮らしだす。やがて、ネムはチェスに触れ、その天才性を発揮する。しかしそれは、行方不明の父親の影が踊る事件の始まりだった―――。
お姫様と青年とチェスの物語。
昔、図書館で借りて読んだことがあるので、読むのは二度目。
面白いですね、やっぱり。定金さんは寡作ですが、どの作品もエンタテイメントしてて大好きです。