TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

キョウカンカク

キョウカンカク (講談社ノベルス)

キョウカンカク (講談社ノベルス)

「自殺する声に見えた」

幼なじみを猟奇殺人の犠牲にされた高校生・甘祢山紫郎は、自殺を図るがそこをひとりの女に止められる。その女は、共感覚を持ち、声を見ることができる探偵・音宮美夜だった――。
必殺技めいたものをもつ探偵と言うとJDCのひとりのようですが、今作の音宮は共感覚以外は割とフツーで、そこが面白かったです。メインの謎とその解かれ方もよかったのに、終盤いろいろ超展開で勿体無い気がしました。