- 作者: 来楽零,さくや朔日
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2008/01/10
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 125回
- この商品を含むブログ (77件) を見る
「今、それは恋だと指摘されたら、認めてしまいそうな自分がいる……。死ぬほど不本意だ。如月、どうしたらいいと思う?」
「知らねえよ! 頼むから対象物以外の相手に相談してくれ!」
一年生五人だけの演劇部員たちが見つけたボロボロの『ロミオとジュリエット』の台本。文化祭でそれを演じることに決めた瞬間から、五人の心に他人の想いが憑依して―――。学園ホラー+ラブコメディ。
面白かった!
ジャンルもシチュエーションも好みなので、上昇補正が掛かっているやもしれませんが、非常に面白かったです。1冊でまとまっているのもポイント高し。五人の主要人物たちは個性豊かで、しかも好感が持てました。特に村上さんが素敵。
あと、ラストシーンの挿絵がとても良かったです。