受賞作は積んであってまだ読んでないのですが、一作ごとに確実に面白くなっていってるので、楽しみです。
しかし……ついに出ましたね、現役ラノベ作家の直木賞。
桜庭一樹は、最近はラノベから離れ気味ですが、それでも富士ミスのGOSICKシリーズはしっかりと刊行され続けているわけですし。
前々から応援してきた(1冊を除いて、オリジナル作品の著作は全部所持。作者が黒歴史にしたさそうな、スニーカー文庫刊行の少々微妙な奴とか、GOSICKの前に富士ミスでやってた、ちょっとBLクサい弁護士小説も持ってるぜw)作家が大きな賞をとったということで、佐藤友哉が三島賞を取ったときと同じように、嬉しいのと同時に、少しだけ寂しく感じます。
この受賞は、桜庭さんをライトノベルからさらに遠ざけてしまうかもしれません。それは、僕としては、悲しいことです。けれど、これからもずっと、僕は桜庭一樹のファンで居続けるでしょう。
僕が桜庭一樹と出会った最初の本――『推定少女』から、当時の僕が受けた衝撃と感動とエネルギーは、今でも多分、僕の中にあるのだから。
まぁ、それでも、できることならば、GOSICKシリーズの続きと、『荒野の恋』三部作の最後の一冊ぐらいは、すんなりと刊行されて欲しいのですが。
とにもかくにも、受賞、おめでとうございます。