“文学少女”と穢名の天使

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

ぼくは、知りたいのだろうか？
たとえそれが、どんなに辛い真実でも？

遠子先輩の突然の休部宣言を受けてヒマになった心葉は、ひょんなことからななせと共に、放課後を音楽室で過ごすことになり――。失踪したななせの親友。クリスマスの約束。音楽の天使。――“文学少女”シリーズ第４弾。
このシリーズは物語が寄り道せずに進んでいて、毎巻が楽しみです。その分、物語の終わりの予感が漂っていて寂しいのですが。
この巻は琴吹ななせがメイン。一巻のときは脇役だったのに、今や立派にヒロインです。
遠子先輩もななせも可愛くて、物語も面白い上に緊張感を維持していて、最高のシリーズです。