TrashyHeaven’sDiary

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侵略する少女と嘘の庭

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

もどかしくても、人から見たらくだらなくても、それがおれたちの全部なんだ。

清水マリコの“嘘”シリーズ第三弾。
少しずつ繋がっているし、モチーフとかテーマに共通した部分もあるのだけれど、一冊一冊独立して読めるっていうのはラノベじゃ希少価値が高いですよね。

小さな嘘をついたことから、性格が悪いと噂される美少女・中山りあと関わることになった、牧生たち幼なじみ4人組。
しかし、その出会いは4人の関係に変化をもたらして―――。


少年の葛藤と、諦観と、少女の信念と、守護と、優しさ。


素敵な青春小説でした。大好きですね、こういう話。
途中色々あったけれど、希望がある終わり方で良かったです。