TrashyHeaven’sDiary

主に読書記録とか

文学青年もどきの主張

友人宅で晩御飯を馳走になってきました。
場所提供、食材提供、料理担当……といった具合に分業してました。ちなみにオレは皿洗い。
ところで、そこでも話したのですが、大学の授業に対するちょっとした不満の話。
例えば『源氏物語』をやります、と言われたときに、オレが興味があるのは、「『源氏物語』がどういう物語であるか」ということのみであって、「『源氏物語』の写本の文章を読み取って現代語に訳してみましょう」なんていうことには一切興味が無いのです。
同じように、フランス文学という授業があったとして、そこでオレがやりたいのは、「フランス文学を読んで、その物語について論じる」ことであって、「フランス語で書かれた文章を日本語に訳して意味を考える」ことじゃないんですよね。
そんなわけで、純粋且つ単純に、文学の“中身”を――そこにある物語を論じる、という授業が受けたいのです。